概要 †
- ARMORED CORE MOBILE 2
- 2005年10月27日にフロムカプセルから(日本のみで)配信された携帯電話向けゲーム。"ACM2"と略される。
- アーマード・コア モバイルミッション 2ではないので注意。
- 今作のコンセプトは「ケータイゲーム初心者でも簡単に操作に慣れてもらう」。簡単に言えばNBを携帯向けにアレンジしたものなので世界観もN系の物となっている。
- そのためゲームとしての難易度は高くないため手軽に遊ぶことができ、評価も高い。
- しかし、スマートフォンの普及や3G回線サービスの終了などによりフロムカプセルが2021年11月30日にサービスが終了したため、現在ではプレイするどころか入手すること自体が不可能となってしまった。
- G-MODEアーカイブス+ARMORED CORE MOBILE 2
- 2025年04月16日に配信されたG-MODEアーカイブスの5周年記念配信にて復刻が決定した。
- 2025年06月19日にNintendo Switch版とSteam版が同時に1,100円で配信されている。
今作の特徴 †
- 前述の通りガラケー版NBなので当然ストーリーはなくトレーニングとアリーナのみである。
- 今作でも機体ビューワーが採用されているが前作とは異なり背景色を変えることができない。
- カラーリングは従来の作品通りのRGB。しかし、64までしか変更できないため微調整は難しい。
- 看板機体は3系の「ミラージュ高機動型」だが、なぜか武装は800マシのみ。それに加えてフレームパーツは一つも採用されていない。
- トレーニング
- 項目は「Move」「Attack」「Overall」「Survival」の4項目、NBのトレーニングを携帯向けにリメイクしたようなもの。
- Level 1〜3まであり、登場するエネミーの数、種類が変わる。
- GOLDまたはSILVERランクでパーツが入手できる。
- アリーナ
- アリーナでは18人(うち3人が隠しランカー)と対戦し勝利することでパーツが入手できる。
- ランカーを選択しステージ6つの中から1つ選んでから対戦が開始される。
- 個性的な名前が多く、言葉遊び的なランカーも登場している。
- ちなみに操作に慣れてしまえばブレード一本で全ランカーに勝利することができる。
- パーツ
- N系の世界観なのでN系のパーツが使用できるが中量コアが一つもないためビジュアル機を作りにくい。一方、軽量コアにはヴィクセンコアこと「YC07-CRONUS」が採用されている。
- 脚部は2脚、4脚、逆関節となっていてタンクとフロートは採用されていない。
- FCSがないのでロック性能などは気にしなくてもいい。どの武装も遠距離のエネミーをロックオンできる。
- なおロックオンができても何故か当たらないときがある。弾数が少ない武装を使用している場合は気を付けるように。
- トレーニング全項目をGOLDランクでクリアすると「SA-SPWP」が入手できる。
今までのトレーニングは何だったのか
- 実は防御力が高いと受けるダメージが高くなる。詳しくは
- 敵エネミー
- NBのトレーニングメカがが登場している。
- 容量の問題なのかエネミーの攻撃は総じて実弾。
- 唯一のオリジナルエネミーである茶色い「MT08-OSTRICH」はAPが5000もあり攻撃力も高い。
小ネタ(+バグ) †
- ゲーム起動時、オリジナル版ではフロムカプセルとエイチアイとSOFT ACTIONの表記があったが移植版ではフロム・ソフトウェアのみの表記に変更されている。
- MOBILEシリーズで唯一オープニングがある。
- リアルタイムレンダリングを使用しているため、機種によってムービーが多少異なる。
- 弾切れすると残弾数の表記が点滅する。他の武装に変えるとその武装に変更することができなくなる。
- やはり特定の色にすると透過する
- トレーニング終了時(クリアの合否問わず)に自機が宙に浮いているとエネルギーが減り続ける。(チャージングもする)
- すべてのトレーニングをクリアしても重量制限が解除されないため、一部ランカーの再現ACを作ることができない。
- アセンブル画面で「戻るボタン」以外のボタンを押すとACのポーズがTの字になる(武器パーツでもそう)
- ブレードを振ると振った音と同時にPS2ACのブースト音が鳴るがブースト移動した場合はこの音は鳴らない
- 移植版では「2」と「8」のボタンがコントローラーに割り振られていないため上側移動、下側移動ができない(Viewer)