アーマード・コア ラストレイヴン

ACシリーズ10作目(事実上は11作目)で、PS2最後の作品。キャッチフレーズは「誰もが生きる為に戦っている」。
公式上では10作目ということであるが、これは「アクション版AC」の10作目を意味し、ACFF未?カウントの数字である。

舞台はACNXのエンディングからおよそ半年後。
特攻兵器の襲来によって弱体化した企業(ミラージュクレストキサラギ)はアライアンスを結成。
それによって世界は安定したかに見えたが、突如現れたジャック・Oが結成したバーテックスがアライアンスへ宣戦を布告。
24時間後にアライアンスへ総攻撃を掛けると宣言した。
これにより、生き残ったレイヴンたちによる生死をかけた24時間の戦いが始まった。

システム面では新要素として部位破壊が登場。この作品の主題である“生きるか死ぬかの戦い”を演出している。
しかし、このシステムによってフロートなど一部のフレームパーツが産廃と同様になってしまっている。
熱の仕様も改善され通常の行動だけでは熱暴走しにくくなった。
また、ブレードホーミングも復活したが、その仕様はユーザーの満足できるものではなかった。
その他、ガレージの仕様が大幅に変更され、より扱いやすくなり機体の閲覧機能も加わった。機体ストックも3機から5機に増えている。

ストーリーはシリーズで初めてマルチエンディング方式を採用しており、選択したミッションや加担した勢力の傾向によって全6つの展開に分岐する。
ただし、ストーリーの本筋に関わってくるルートは一部であり、中には完全に外様として扱われるエンディングも存在する。

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