『ARMORED CORE Retribution』において、物語の要となるローゼンタールの特殊部隊『サフィラスフォース』が運用する特殊ノーマル。
国家解体戦争の二年前より、ネクストに用いられるコジマ技術の実証実験を行う為に、世界各地で発生していた内戦に投入された。
その後も国家解体戦争においてサフィラスフォース用ネクストの完成が間に合わなかった事からそのまま戦線に投入され、各地で『蒼い幽霊』の噂を広めていった。
AZシリーズは中量型のAZ01、重量型のAZ02、軽量型のAZ03の3機が存在し、3機全てが蒼いカラーリングで塗装されている。
また、コジマ技術によるオーバードブースト、クイックブースト、プライマルアーマー、AMSといったネクストに用いられている装備が搭載されている。ただし、プライマルアーマーはネクストとは違い左腕のシールド兼ブレードより発せられる為、常に全身を覆う事が出来ない上に、機体の真上などに展開できないなど、死角が存在する。
なお、AZとはアズライト(藍銅鉱)の略称。
また、LRPにてゲストとして三機とも登場。
小説のようにQBやOBしたりPAを貼ったりする事は出来ないが、専用シールドはAZ01を撃破する事で入手出来る。
C01-GAEAをベースに組まれた中量二脚型。別名『ガイアUN』。
元々はNAOKIによるC01-GAEAの作例であり、ゲームではありえない塗装パターンが話題を呼び、本作の主役機に抜擢された。
使用する装備は各話によって違う場合があるが、主にマシンガン、スナイパーライフル、オービットキャノン、マイクロミサイルを使用する。
フレームはエヴァンジェのオラクルと同一パーツ。
パイロットはイサミ・ジャッシュ(リンクス戦争時)とトウジ・クロウハート(国家解体戦争時)。
作中ではローゼンタールのネクスト運用ベースにおいてミヒャエルの乗るAZ02と激闘を繰り広げ、勝利。
その後はシーモック・ドリの下に預けられ、彼のガレージで眠り続けている。
スナイパーライフル・マイクロミサイル・リニアガン・シールドを装備した中量二脚型AC。
オラクルとよく似ているが、隊長リニアがスナイパーライフルになっている為命中率が高い。
C05-SELENAをベースに組まれた重量二脚型。
チェーンガンとバズーカを用いた後方支援を得意とする。
なお、LRでこの機体を組み上げるとレーダーが無いという重大な欠点が浮き彫りになる。
パイロットはミヒャエル・フランツィスカ。
ローゼンタールのネクスト運用ベース地下にあるアリーナでAZ01と激突するも敗北する。
また、カノンフォーゲルと統合制御体のメモリーがシンクロしており、戦闘データの蓄積量は豊富。
バズーカ・両肩チェーンガン・シールドを装備した重量二脚型AC。
プレイヤーが使用する際は前述の通りレーダーが無い為、ミッションで難儀する事になる。
YC07-CRONUSをベースに組まれた軽量二脚型。
パイロットはニナ。
AC-R第一部と第二部以降とでアセンブルが大きく異なる。第一部では射突型ブレードとレールガンを用いているが、第二部以降では射突型ブレードがリニアライフルに変更になり、レーダーが搭載されている。また、腕部と頭部も別のパーツに変更されている。
なお、第二部での頭部はYH08-MANTISだが、ブレードアンテナが大型化され、更には耳に当たる部分に小型アンテナが増設されている。
第三部(リンクス戦争時)において再登場した際はASMとの接続が上手くいかないニナを補佐すべくシーモック・ドリが同乗し、ミヒャエルの乗るカノンフォーゲルと相討ちとなった。なお、この際にシーモックは片腕を失っている。
リニアライフル・シールド・レールガン・レーダーを装備した軽量二脚型AC。
重量過多だが、強化人間仕様のためペナルティが無視されている。
ARMORED CORE for Embrasureに登場するTYPE-HOGIREベースのネクスト。
暴走したAFの内部でホワイト・グリントと戦闘をしていたところをハリと遭遇する。
名前と色からしてサフィラスフォースと何らかの関係があると思われ、また画像を見る限りでは、カノンフォーゲル(コジマキャノン装備)と機体構成が似通っているが、詳細は不明。