AC4に登場する6大企業のうちの1つで、正式名称はGlobal Armaments。
グループにGAアメリカ、GAヨーロッパ、有澤重工、クーガー、MSACインターナショナルが存在する複合企業である。
パックス最大勢力を誇る企業であるが、ネクスト分野の開発・配備において他社に大きく後れを取っている。また、組織としても一枚岩とは言えず、GAアメリカとGAヨーロッパとの間での対立がリンクス戦争の遠因となった。
リンクス戦争後はBFFを自陣営に組み込み、さらなる組織力の強化(主にコジマ技術とGAEが抜けた分の欧州での勢力維持)を図る。
ネクストのパーツはクロームやエムロード、クレスト・インダストリアルの流れを汲む無骨な兵器的デザインのものが多いが、これまでよりもさらに現用兵器に近い方向性でデザインされている。
製造する兵装類も同様で、バズーカやガトリングガン等の重厚長大を地で行く実弾武装に特化しているが、これは実弾武装の信頼性と需要の高さによる。このため、枯れた技術であっても信頼性が高ければネクストの装備として採用する場合がある。
AC4の機体デザインが発表された当初は、既存のACのデザインラインからかけ離れた、むしろ『フロントミッション』シリーズのヴァンツァーに近いデザインが話題を呼んだが、現在では受け入れられている。と言うか、fAにおいて非常に奇抜な(変態じみた)デザインの機体が登場したこともあり、むしろデザイン上の立ち位置としては保守的である。
なお、AC4においてネクストで傭兵業を行うアナトリアの傭兵の存在を承認し受け入れたのがこの企業である。
恐らくモデルはGE。
GAグループの本家というべき企業で、環太平洋圏で最大規模を誇る総合軍事企業。スタンダード・ミリタリー・カンパニーを標榜し、実戦的で安定した兵器に定評がある。
単にGAと言った場合はこの企業を指すと考えていい。
BFFやインテリオル・ユニオン、イクバールと異なり、自グループ内でネクストのパーツは全て製造可能だが、コジマ技術に関しては他企業に後れを取っており、オーメル・サイエンス・テクノロジーの物をベースとしている。また、ネクスト戦力に関しても他企業に後れを取っており、老いた巨人と揶揄されることも。
こういった事情が、自社でのローディーやユナイト・モスといった粗製リンクスの実戦投入や、アナトリアの傭兵を受け入れた背後にはある。
リンクス戦争終結後にBFFを傘下に収め、オーメル及びインテリオルと並ぶ三大企業陣営を形成している。また、この時点ではGAEは組織上消滅しており、トーラスに改組しているため、単にGAと呼ばれている。
GAグループの欧州法人で、GAアメリカの実質的な子会社。本社と区別する意味で、GAEと略されることが多い。ちなみに企業ロゴの色が本社と異なる。
兵器開発の分野で独自性を発揮することで知られ、GAグループの中でも特に異端と呼ばれる風潮がある。リリースするネクスト用パーツは四脚と強化型ハンドガンの2種。
リンクス戦争ではアクアビット陣営に付き、ソルディオス等を実戦に投入するが敗れ、壊滅的打撃を受ける。残存勢力はインテリオル・ユニオンの支援の下、後にアクアビットの技術者を取り込み、トーラスを設立した。
GAヨーロッパは、GAアメリカにコジマ技術を提供するオーメルと対立関係にあるアクアビットと癒着関係にあり、コジマ技術の提供も受けていた。本来これはコジマ技術に遅れたGAグループが、広くコジマ技術を取り入れるための意図的な二重提携(GAアメリカ-オーメルとGAヨーロッパ-アクアビット)であった。
だが、ローゼンタール=オーメルとレイレナード=アクアビットの対立の激化に伴い、GAはアクアビットとの提携解消を決定する。しかし、GAEの一部グループがこれを拒否、独自に提携を続行した。
この行動によりGAはGAEを反乱分子と認定し、アナトリアの傭兵を用いた粛清を敢行した。
これが直接的なトリガーとなり、GAEと提携していたレイレナード=アクアビットはGAに対して公然と敵対姿勢を強め、企業間直接戦闘・リンクス戦争へと繋がっていく。