概要 †
- ARMORED CORE MOBILE MISSION
- 2004年05月12日にフロムカプセルから(日本のみで)配信されたARMORED COREシリーズ初の携帯電話向けゲーム。"ACMM"、"モバミ"と略される。
- MOBILEシリーズでは唯一初代ACをもとにした作品で依頼内容も初代ACを今作向けにリメイクしたものが多い。
- 今作の評価は決して高くはないものの2004年に配信された売り切り525円ゲームとして見れば質の高い作品となっている。
- しかし、スマートフォンの普及や3G回線サービスの終了などによりフロムカプセルが2021年11月30日にサービスが終了したため、現在ではプレイするどころか入手すること自体が不可能となってしまった。
- G-MODEアーカイブス+ARMORED CORE MOBILE MISSION
- 2025年04月16日に配信されたG-MODEアーカイブスの5周年記念配信にて復刻が決定した。
- 04月16日にNintendo Switch版が、04月30日からSteam版が1,100円で配信されている。
今作の特徴 †
- 初代ACを題材にしているため、ストーリー的な物はないが初代ACを思わせるような描写が多い。そのため初代ACを遊んでいれば世界観をより理解することができる。
- 看板機体は初代ACでもおなじみアンファング、しかし今作の仕様上、右肩にミサイルを装備することができない。
- 実はARMORED COREシリーズ初となる機体ビューワーの採用(存在自体は初代ACの体験版からあるが)。自分がアセンブルした機体を360°立体的に見ることができる。
- カラーリングは従来の作品通りのRGB。しかし、64までしか変更できないため微調整は難しい。
- ミッション
- 合計で21あり、PPやMoAよりミッション数が多い。そのうち7つがAC戦で、うち9つが初代ACと同名のミッションとなっている。
- ちなみに4-1、5-1、6-1、7-1をやらなくても最終ミッションである7-3が解放される(隠しパーツは入手できなくなるが)→参考
- 7-3クリア後に重量過多とEN消費の制限が解除される
- パーツ
- 初代ACに登場したものになっており、パーツ数は全35種で従来の作品のような感覚でアセンブルができる。
- ちなみにハンドロケットやWG-4A-WSRKなどのオリジナル武器も登場する。
- なお当時の携帯電話の制約が影響したのか武器パーツのモデリングは色を変えただけの使いまわし(ジェネレーターに至ってはモデリング自体ない)
- 敵エネミー
- こちらも初代ACに登場した敵エネミーが登場している。
- 砲台の火力がとんでもなく高い、AC輸送機が何故かACではなく爆弾を投下したりと多少異なるところがあるが
- 初代ACで登場したレイヴンが今作でも登場する。(パーツ数故、アセンブルは異なっているが)
- 公式でレイブンと誤記されたファルコン、名前だけで女性と勘違いされた神威瑞穂、今作でとんでもなく強化されたヴォルフ、
ﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾎﾞﾎﾞﾎﾞまださわやかだった頃のワイルドキャットなどが登場する。そしてもちろんあのトップランカーも
従来の作品とは異なる点 †
- 視点が2Dシューティングゲームのような見下ろし型(トップビュー)になっている。
- UIは左上にAP、EN表示、エネミーの数や制限時間、左下に現在装備している武装、右下に高度計(ALTIMETER)が割り当てられている。
- FCS(頭部パーツが代わり)、ブースター(コアが代わり)、武器腕、レーダー、エリアオーバー、COMやキャラクターのボイスなどは無い。
- どの脚部でもブースト移動が可能。飛行するときは立ち止まってブースト
- 強化人間にならなくとも空中で構え武器を使用することができる。
- 右肩、左肩で武装が固定されているため、看板機体であるアンファングの再現アセンブルをすることはできない。
- MOBILEシリーズ共通ではあるが小型ミサイルが強力なため、左肩は基本小型ミサイルで固定される
- どう考えても携帯電話のボタンだけで操作するのは難しいと考えていたのか、オプションにオートアシスト機能が付いている。(なお実用性)
小ネタ(+バグ) †
- オリジナル版では時期が映し出される際ブレードが露出していたが移植版では見えなくなっている。
- ゲーム起動時、オリジナル版ではフロムカプセルとエイチアイの表記があったが移植版ではフロム・ソフトウェアのみの表記に変更されている。
- BGMやSEは携帯電話内の音源で出力されているため、携帯電話本体の発売年によっては音がチープになる。
- Steam移植版のみにマウス感度設定がある。そのためマウス感度を上げすぎると...→参考
- ブレードだけを装備すると左下のUIが--------------になる
- 自機が建物の上にいるときにブレードで攻撃すると下にいる敵にダメージが入る。
- ロックサイトがSPECIALの武器は上空にいる敵を狙えるものと狙えないものがある
- 敵エネミーには影が付いているが自機にはない
- 敵ACの背後に回ろうとすると自機に向かって急速旋回する。つまり旋回した後自機を動かさないと...→参考
- 脚部をタンクにするとタイトル画面やパーツ画面で表示されるACが上の位置に行く
- 障害物に近づくと挙動が少しおかしくなる
- 特定のカラーリングにするとACが透過する。
- GENERALでは脚部にだけカラーリングが反映されるため、脚部だけが透過する。おそらく移植版のみ
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