ACVD?に登場する傭兵。武器腕ブレードを装備した二脚機体、“ダウンギャンブル”を駆る。
男性、20歳。
元は盗賊団の一員として活動していたが、偶然仕留めたある「大物」の積荷からACを手に入れる。
その後、我流で操縦法を身につけ、自らが兄と慕う幼馴染と共に傭兵稼業を始めたようだ。
ストーリーを順番通りにプレイした場合は二番目のAC戦の相手となるが、
遠距離武器を一切装備せずフレイムフライさながらの直線的な突撃を繰り返すため、引き撃ちにより容易に撃破できる。
また単調な動き故に、始めたばかりの初心者にとって格好の練習相手である。
序盤の金策にも有用であるため、一部のプレイヤーからは「先生」とも呼ばれることがある。
しかしながら、ミッション開始時のムービーにおいて、
「扱いづらいパーツとかって話だが、最新型が負けるわけねえだろ 行くぞおおぉぁあ!!」
と言う台詞と共に、武器腕ブレードを展開させながら突撃する様は、それを感じさせないだけの勢いがある。勢いは。
ちなみに、彼を撃破するとKE防御型のコア“CB-116”の改造パーツが手に入るが、
順番的にはこれがプレイヤーが手に入れられる最初の改造パーツである。
大型ブレードを内蔵した武器腕のみを装備した中量二脚型AC。
エンブレムはアメフトのヘルメットか。
このことから、機体名については『4thダウンギャンブル』が元になっていると考えられる(後述)。
大型ブレードしか装備していないため、近づかなければ問題ないものの、一撃の威力はそれなりにあるため注意が必要。
もっとも、たとえこちらが棒立ちであっても脇を素通りすることもしばしばあるが。
防御属性はKEが高く、それ以外は低いという中量二脚としては典型的なタイプ。
そのためKE以外での攻撃が望ましい。
おそらく基本的な操作ができれば特に苦戦するような要素はない。 単純に金策がしたい場合、ヒートロケットを装備して開幕と同時に発射ボタンを押すだけで勝てる。
アメフトの詳細なルールについては割愛するが、このスポーツにおいては、自チームが4回の攻撃権(ダウン)を使いきった地点(ボールが地面に付いた地点)がそのまま次クォーターの敵チームの攻撃開始時の基準となる。
このため、余りにも自チームのエンドゾーンに近い所で攻撃が終了してしまうと、次の敵チームの攻撃で失点するリスクが余りにも高くなりすぎることになる。
従って、最後の攻撃である4thダウンでは1st〜3rdダウンと同じようなプレーをせず、ボールを遠くへ蹴り出す(パント)ことによって敵の攻撃開始地点を遠ざけることが多い。
4thダウンギャンブルとは、敢えて4thダウンにおいても通常通りのプレーをするスタイルの事で、攻撃的ではあるが、その名が示す通り博打要素が強いものとなっている。