スタッガー(スタガー)。英語で「よろめき、ふらつき、千鳥足」などの意味。
ACVで新登場したシステムエラーで、「衝撃力≧対反動性能」の攻撃を受けると発生。約2秒間、全ての防御力が0.8倍になる。
ユーザー間では「耐性低下」と呼ばれることもある。
STAGGER中はダメージが単純に増加するわけではなく、攻撃力がSTAGGER中のみ防御力を上回り、一時的に跳弾しなくなる武器だけダメージが増加する。
具体的に言うと、たとえば防御力1000の機体がSTAGGERを起こし、防御力が一時的に800まで低下した際、ダメージが増えるのは攻撃力800〜999の武器だけである。
この場合、攻撃力1000超の【STAGGER発生以前から貫通する武器】や、攻撃力799以下の【STAGGERが発生しても貫通できない武器】はダメージに変化がない。
これにより一発目は弾かれるがSTAGGERが発生し、二発目から貫通するといった状況もしばしば見られる。
武器の攻撃力を1.25倍すると、STAGGER併用で貫通できる最大防御力を計算できる。
現状、ハンドガンやVTFミサイルなどの高衝撃力武器の価値を大きく引き上げる要因の一つであり、
一方で重量二脚やタンクなどの重量級を苦しめる主因でもある。
誤解されやすい点として、STAGGERと被弾硬直は別物である。
被弾硬直(衝撃によって機体が停止する)が発生するのは「衝撃力≧対反動性能×1.25」となった場合で、STAGGERとは判定が異なる。
硬直した場合は必ずSTAGGERも発生するが、硬直しなくともSTAGGERのみ発生している場合は多々あるので、要注意。
スタッガー表記で登場。『SEKIRO』の体幹システムを基にシステムの簡略化が行われているが、熱量やプライマルアーマーにも近い形のシステムになっている。
今作の機動兵器はACS(姿勢制御装置)の微細な姿勢制御によって敵弾を逸し、被弾のダメージを最小限に抑えている。 連続した被弾によってACSに負荷がかかり、機体が一時的に行動不能になった状態がスタッガー。この状態に陥った機体へのダメージは「直撃」となり、直撃補正?の高い武器ほど大ダメージを期待できる。
ACSはACやMTはもとより、大型特殊兵器にも搭載されているため、いかに自機のスタッガーを回避し、敵機をスタッガー状態にするかがゲーム攻略や対戦の鍵となる。
スタッガーは武器に設定された衝撃値がACSゲージに蓄積され、それがオーバーフローすることで発生する。ゲージは時間とともに減少していくが、一部の武器は被弾時に衝撃が残留し、特に爆発属性のものにその傾向が強く、反対にエネルギー兵装は衝撃値が低く設定されている。
スタッガーを回避するには敵の攻撃自体を回避したり、シールドやパルスアーマーを展開して衝撃を和らげる必要がある。なお、パルスアーマーを展開した場合はゲージがリセットされるため、緊急回避にも役立つ。